出雲観光ガイド

日御碕

ひのみさき

住所

出雲市大社町日御碕

問い合わせ電話番号

0853-54-5400(日御碕ビジターセンター)

日御碕とは

島根半島の西端に位置し、海岸線は浜あり灘あり、入り江や岬ありと変化に富み、大小の島が数多く散在している島根県を代表する観光地のひとつです。

岬の先端には、海抜日本一を誇る「出雲日御碕灯台」をはじめ、朱塗りの権現造りで有名な重要文化財「日御碕神社」があります。

灯台の東海岸には入海の静かな「おわし浜海水浴場」があり、夏になると、たくさんの海水浴客で賑わいます。

出雲日御碕灯台(いずもひのみさきとうだい)

明治36年(1903)に設置され、高さ43.65mと日本一高い石造りの灯台です。
全国にある登れる灯台16基の中の1つで、展望台から見る景色は絶景です。
夜になると定期的にライトアップされ、昼の白亜の灯台とはまた違った魅力を見せてくれます。

日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)

日沉宮(ひしずみのみや)[祭神:天照大御神]と神の宮(かみのみや)[祭神:素盞嗚尊(すさのおのみこと)の上下二社からなり、両本社を総称して「日御碕神社」と呼ばれています。

華やかな桃山時代の面影を残す朱塗の社で、松林を背景に荘厳な雰囲気が漂います。

日沉宮は伊勢大神宮の「日の本の昼を護る」に対し「日の本の夜を護る」ようにとの神勅により名づけられた社です。

経島(ふみしま)

その昔、日御碕神社の日沉宮がこの島に祀られていました。
神域であり、一般の方は渡ることができません。

島全体を覆うデコボコの柱状の岩「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」が、ちょうどお経の巻物を積み重ねたように見えることから、経島と名付けられたといわれています。

ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されています。11月上旬に北の海からやって来るウミネコは、3月下旬頃から営巣をはじめ4月頃産卵し、5月から6月に子育てをおこなます。ウミネコの数は数千羽にも達し、島全体がウミネコで真っ白に覆われます。
7月頃になると北海道やそれ以北の海に移動していきます。

拍陵園(はくりょうえん)

日本海に面し、柱状節理石英角斑岩の上で、北西の風に耐え倒れるようにして大きくなった松の林を拍陵園と呼んでいます。
遊歩道が整備され、休憩場所や展望台も設置されています。ここから見る沈む寸前の夕日はとても美しく、多くの人に感動を与えます。

日本遺産 「日が沈む聖地出雲」

古来、大和の北西にある出雲は、日が沈む聖地として認識されていました。
とりわけ、出雲の人々は夕日を神聖視して、畏敬の念を抱いていたと考えられます。
島根半島西端の海岸線に残る「祈りの歴史のストーリー」は、「日が沈む聖地出雲」として平成29年4月に日本遺産に認定されました。

おわし浜

出雲日御碕灯台裏手の湾内にあります。
波や風の影響が少なく安心して海水浴を楽しめます。
砂場ではなく砂利の浜辺の海水浴場です。


詳細

名称 日御碕
カテゴリー 歴史・文化/歴史・文化/歴史・文化
住所 出雲市大社町日御碕
問い合わせ電話番号 0853-54-5400(日御碕ビジターセンター)
駐車場 有り 無料【第一駐車場65台、第二駐車場175台(バス6台)】
交通アクセス 【車】
山陰道 出雲ICより約27分
出雲大社から約16分

【バス】
「JR出雲市駅」から約60分
「出雲大社連絡所」から約20分
→共に「日御碕灯台」バス停下車、徒歩約5分
http://www.ichibata.co.jp/bus/rosen/taisha.html