
参道入り口。200段以上の階段があります。
滑狭郷の神社
御祭神:芦原醜男命 須勢理姫命
主祭神は大国主大神の別名、葦原醜男命(あしはらしこおのみこと)と須佐之男命(すさのおのみこと)の御子でこの里の岩坪で生誕したといわれる須勢理姫命(すせりひめのみこと)。
出雲国風土記、延喜式神名帳にも載る式内社。
出雲国風土記では、御祭神ご夫婦が仲睦まじく岩坪の宮殿でお暮しになっていたある日、社前の渓流が岩苔の上をなめらかに流れているのをご覧になって、「滑し盤石なるかも」と仰せられた「なめしいわ」が「なめさ」となり、この地方の滑狭郷(なめさのさと)の由来となったといわれています。

神西城跡
神社の横にある階段を5分程上ると神西城跡があります。
神西城は、正式には「龍王山竹生城」といいます。城郭の最高所は那売佐神社の裏山で、標高101メートルあり、神西湖や出雲平野、遠くには日本海を一望できます。