出雲観光ガイド

第43回 武蔵坊弁慶まつり

日本で広く知られる武蔵坊弁慶は、鰐淵寺に多くの伝説を残しています。
弁慶は仁平元年(1151年)松江市に生まれ、18歳から3年間ここ鰐淵寺にて修行をしたということです。その後京都の比叡山へと移り、源義経に出会ったと伝えられています。
壇ノ浦の合戦で平家を滅ぼした弁慶は再び出雲の地に戻り、鰐淵寺に身を寄せました。この道中、弁慶は「大山寺」(現在の鳥取県大山町の山中にある寺)の釣鐘をかつぎ、鰐淵寺まで約101kmある山道を一晩で持ち帰ったといわれます。

この伝承をもとに鰐淵寺で「武蔵坊弁慶まつり」が行われます。
僧兵姿の弁慶が釣鐘の模型を背負って、先頭にたち、同じ僧兵姿の僧達を従えて参道をゆう然と歩きます。この僧兵たちのあとを地元の人々が幟をもって行列する時代色豊かな祭りです。

※当日は、10時~11時に木綿街道でも行列があります。

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詳細

日程 2024/04/21 (日)
時間 11:30~12:30
場所 鰐淵寺 駐車場~本堂
料金 鰐淵寺は入山料が必要です 大人:500円、中・高生:300円、小学生:200円
お問い合せ先 武蔵坊弁慶まつり実行委員会事務局(鰐淵コミュニティセンター) TEL.0853-66-0001